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話は前後するが、コンクアティ国立公園にある村に商店はない。

1ヶ月弱、一度も町で買い物をできない前提で買い出しをする。

買い出し先は首都の次に大きい町、ポワン・ノアール。
国際線の飛行機も飛ぶ、大西洋沿いにあるこの町には、
大型船が物資を運び出入りする活気のある町だ。

買い物を即国立公園に向かえない私達は、生野菜を買えない。
保存ができる缶詰や冷凍野菜、冷凍肉、米やスパゲティーなどの乾き物の食材と
トイレットペーパー、石鹸などが買い物のリストに並ぶ。

車が国立公園に向かうのは明日の朝だ。
一泊する宿舎の冷蔵庫は壊れていて使えない。
クーラーボックスに冷えたジュースや冷凍野菜が保冷剤の代わり。
肉類は断念するしかない。

大型スーパーのCasinoという店に行く。

この店はお隣の国、ガボンの首都にもあり、
日本でいうイオンの様な感じの総合スーパー。

ガボンのCasinoは衣類から鮮魚、精肉、チーズ、野菜、電化製品まで
販売し、自社製品ブランドも販売していた。

コンゴでは、ガボンより店舗がかなり小さく、品数も少ない。
それでも近所の商店より 確実に品数は多いのは確かな事だ。

「砂糖が無い。」
塩はあるが、砂糖が無い。
店員に聞くとやはり「砂糖は無い」という。

え~、大型スーパーなのに砂糖も無いのか…。

仕方なしに市場に行く。市場周辺で砂糖も探してみる。
市場での買い物を済ませ、砂糖だけがまだ手に入っていない。

1軒目、無し。
2軒目 無し。
横並びに店を梯子する。

砂糖好きの人達の国なのに、砂糖が無いなんて!
彼らは紅茶やコーヒーなどに角砂糖を5個入れるほどの甘党。

この分だと砂糖は手に入らないかもしれない。
3軒目 無し。

諦めかけて来た。
砂糖が無いなら無いで仕方ない。砂糖なしの生活をするだけだ。

4軒目。
この状態に私の顔は笑っている。
もうどうでも良い気分になり始めていたからだ。

「大きいの? 小さいの?」と棚を指さす店主。

薄暗い店の棚の上に薄茶色したグラニュー糖が
ビニール袋に小分けにされて棚に沢山並んでいた。

ひゃ~、あった! あった!
慌てて小さいのを棚に戻し、大きなビニール袋をひとつかみ。
支払いをし、店主にお礼を言って外に出た。

まさか砂糖を探してこんなに歩くとは思ってもみなかった。
日本で砂糖が品薄になるとか、町から砂糖が消えるとか絶対にあり得ない。
でも、ここでは普通の事なんだ。
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Author:びもりか
イラストを描いたり料理や裁縫が大好き。
生き物や植物、自然にある模様や不思議を見つけてワクワク。
ネコと暮らし中

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