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2013.01.26 23:05|はじめての出来事
2013年に突入して随分経ってしまいました・・・。

2012年クリスマス過ぎから、旅行者に同行して森の中を案内(ガイド)をしていました。

旅行者はカメルーンから陸路でサンガ川の川岸まで車で来て、
サンガ川を下りコンゴへ入国。
コンゴを旅した後、サンガ川を上り、中央アフリカ共和国へ。

最もマルミミゾウが訪れると言われている『ザンガ・バイ』へ行き
旅行者の人達に、私がコンゴの森でまだ伝えきれていない事を話すつもりで。

中央アフリカ共和国は情勢不安定。
行けるかどうか不安でした。

31日、いざ中央アフリカ行こうとした時に、
カメルーン側で乗って来たカメルーン人のガイドが
「昨日(30日)中央アフリカとカメルーンの国境で銃撃戦があり
この場所(カメルーン)も危ない。これからツーリストを連れて
中央アフリカの町には大統領の家があるから彼らはその町をめがけてやって来ている。
だから中央アフリカへ行くのは危険だから行くのを止めたい」と言います。

困った!

この話を聞けば、そりゃ~危ないと誰でもそう思います。

でもでも、数時間前に、私の旦那さんは2人の旅行者と
一緒に中央アフリカに先に行って、私たちの到着を待っているのです。

「正しい情報を入手したいから、衛星電話で旦那に連絡を取りたい!」と
カメルーン人ガイドに言うと彼は持っていないと言います。。

そりゃー、ないよ。
カメルーン人ガイドは、私の旦那が持っている衛星電話よりも
最新電話を持っているのを私は見ています。

何かあった時のために、いつも彼は必ず衛星電話を持っているのを知っていたのに、
今回に限って何で???
あれこれ理由を並べ立てて、持っていない様です。

旦那と連絡が取れないのなら、仕方がありません。

結局、同行してきた添乗員の方が旅行者の方々に話し、このツアーは突如中断。
こんなことは初めての経験です。

私は元来たキャンプ地へ、大きな丸木舟に1人で乗って逆戻り。

お蔭で去年に続き、私はまた1人で年末年始を迎えることに

今回の旅が立ち切れてしまったのです。
あー、納得できない。
旅行者の人達に、まだちゃんと森のことを理解しないまま帰ってしまったはずです。
伝えたったことが言えずに残念。

やけに大きな丸木舟にたった1人で下っているのです。

頭の中はモンモンとした気分。
もう、出発してからかなり時間が経ち、夕日が川をオレンジ色に染めています。

サンガの夕日web

本当なら、賑やかに皆で中央アフリカに行くはずだったのに・・・。
段々悲しい気分になって来ました。

前を見ると、マルミミゾウのオスが一頭、夕日でオレンジ色になったサンガ川を渡っています。

ボートドライバーにマルミミゾウが、川を渡っていることを教えると
「(ゾウの)近くに行く?」と私に聞いてくれました。

でもでも、まだ私は中央アフリカにいる旦那に、
私の連れた旅行者が全てをキャンセルした事や、
私がコンゴへ逆戻りした経緯を衛星電話で伝えなくてはいけません。

「見にいかなくていい、先を急ごう!」

夕日の落ちる川の浅瀬を、ゆっくりと歩いているマルミミゾウの姿は、
ちょっと悲しい気分になっている私を元気づけてくれました。

ありがとう、美しい夕日とマルミミゾウ。


え? 中央アフリカに行った旦那と旅行者はどうしたかって?
まったく無事でした。

いたって平和で穏やかな日々を過ごし、旅行者も満足してお帰りになったようです。
これは旦那からもらったザンガ・バイの写真です。
モリイノシシが来ていた!と言って写真をくれました。↓

20130101_森イノシシ

私も行きたかったな。ザンガ・バイ。

でも良いんだ、良いんだ。
私は元旦の朝にマルミミゾウが部屋の前に来てくれたし・・・と自分を慰めています。

20130101_マルミミゾウ
      トイレ&シャワールームの横で、竹の葉を食べています

いや~、色々あった年末年始でした。

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Author:びもりか
イラストを描いたり料理や裁縫が大好き。
生き物や植物、自然にある模様や不思議を見つけてワクワク。
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