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2013.05.19 18:32|中央アフリカ
前回「マルミミゾウが殺されている」とブログを書いたので、
気にしている方もいると思います。

今、国際野生生物保全のNGOの
WWF(World Wide Fund for Nature)と、WCS(Wildlife Conservation Society)が
協力して、新政府にザンガ・バイ周辺の無法行動を鎮静化するように
働きかけているところです。

こちらはWWF Japanのザンガ・バイの記事です↓
(日本語で読むことができます)
中央アフリカ共和国で暫定政府軍を名乗る密猟団がゾウの生息地に侵入

こちらはWCSのザンガバイでの記事です↓
(英語です)
Statement on Violence in Central African Republic

今回、特別な人を紹介します。

ザンガ・バイで23年間、マルミミゾウを研究してきたアメリカ人女性が居ます。

彼女は、WCSに所属している女性で
名前をアンドレア・トゥルカーノ。

この混乱の為に、今はザンガ・バイでの研究を一時中止しています。

マルミミゾウの研究は、サバンナゾウに比べてとても遅れていました。

それはなぜかと言うと、
熱帯林に暮らすマルミミゾウを知る為には、たとえばサバンナゾウを追跡するように
車や、セスナなどを使って追跡することができないからです。
そのために、すべてが徒歩だったからです。

熱帯林の中には沼地が多く、ヒルやワニなどに注意しながら
すべて徒歩で追跡するのですから困難なはずです。
マルミミゾウがもし、川には入ったらどうしましょう。
マルミミゾウは待ってくれません。
研究者もそのまま川に入り、前に進むしかなかったのです。

それは今でも何一つ、変わりません。

そんな熱帯林の中にあるバイは、マルミミゾウが自ら集まり姿を見せてくれる場所です。

彼女が23年間のこのザンガ・バイで研究をしたことで
マルミミゾウの謎を解き明かしてきたことは沢山あります。

ザンガ・バイで密猟が起こり、一番心を痛めているのは彼女ではないか?と
私は思っています。

23年間、マルミミゾウの成長をただひたすら見続けている彼女。
そんな彼女は、ザンガ・バイに来るマルミミゾウの個体識別をしています。
殺されたゾウがどんなゾウで、どのゾウの家族なのかも遺体を見ればわかるはずです。

自分の知っている人が殺されて、何も感じない人は誰も居ません。
それと同じように、自分の知っているゾウが次々と殺されているのですから
とても辛い事でしょう。

彼女が再び、このザンガ・バイに戻って、
研究が1日でも早く再開できる事を私は願っています。

テーマ:伝えたい事
ジャンル:ブログ

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Author:びもりか
イラストを描いたり料理や裁縫が大好き。
生き物や植物、自然にある模様や不思議を見つけてワクワク。
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