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2014.04.27 19:06|鳥の森
季節の流れ を鳥達は知っていて行動しているようです。
鳥たちは体内に 季節のカレンダー を持っているのでしょう。

今、私の家の周りでは盛んに親鳥の周りを追いかけ回している若鳥を見かけます。

            *  *  *

2月の大乾季
雨が降らず、サンガ川は砂底をあちらこちらに見せていました。
「こんな事は経験した事がない」と聞くほどにサンガ川の水が減り、
座礁の危険があるためフェリーが運航できず、
車をウエッソに残したまま移動しなくてはいけない事もありました。

こんなカリカリに乾燥した季節に、鳥たちはお気に入りのパートナーをみつけ
交尾をし、せっせと 巣づくり をしていました。

3月
雨雲はカレンダーを見ているかのように、雨をわずかに降らせ、大地を濡らし始めました。
数回の雨がサンガ川の水をわずかに増やし、フェリーの運行を助けました。

季節は小雨季に変わりつつあります。

カボの家の台所から見える木に巣に、
ハタオリドリ(Bob-Tailed Weaver)がクチバシに虫を銜え
巣に持ち帰っているのを見つけ、ヒナが孵った 事に気がつきました。

徐々に降る雨のお蔭で大地は潤い、昆虫は卵から羽化し始めているようです。

ヒナと親鳥
           左はヒナの写真。右は虫を銜えて帰って来た母鳥

この巣は、以前にブログに登場したハタオリドリ(Bob-Tailed Weaver)の奥さんです。

4月
雨は3月の頃よりも、やや頻繁に降るようになりました。

台所から見える巣のある木の枝に、ハタオリドリがとまっています。
少し体が小さく、クチバシが小さくベージュ色。顔が幼顔。
どうやら巣から出てきた若鳥のよう。

風でゆれる枝の上でバランスを取り、目をつぶったり、毛づくろいをしたり。
ヒマそうです。

若鳥の元へ、親鳥が飛んで来ました。
すると若鳥は、ヒナ鳥にスイッチON!

餌を与える母と貰う_Bob-Tailed Weaver
       食べ物を与える母鳥(左)と若鳥(右)【Bob-Tailed Weaver】

羽をお腹よりも下で小刻みに羽ばたかせ、ピヨピヨ、ピヨピヨ。
「ママ、ママ。食べ物、ちょうだい。ちょうだい!」
クチバシを大きく開けると、白く縁取ったようなクチバシの口の中が私からも良く見えます。

このオネダリ・ポーズは羽も生えていないヒナ鳥が、
巣の中で親鳥にしていた行動そのまま。

親鳥の近くにもう1羽、若鳥が遅れてやってきました。
若鳥たちは、我さきに虫を貰おうとオネダリしています。

握りこぶしほどの小さな巣に、2羽入って居たようです。
こんなに大きくなっては巣の中に2羽はもう狭いはず。

親鳥は若鳥に食べ物を与え飛びたち、
数分後には再び虫を銜えて巣の周りで待っている若鳥の元へ帰って来ます。

親鳥よりわずかに小さいだけの若鳥。
成長に合わせ、食欲も旺盛になっているはず。
若鳥は親鳥の愛情を、オネダリ・ポーズでガッチリつかんでいるようです。

                *  *  *

グレープフルーツの木に、小さなカワセミが一羽。
何もせずとまっています。

そこへ別のカワセミが飛んできて、
待っていたカワセミに銜えていた虫を渡し、飛び去りました。

待っていたカワセミは虫を落とさない様に、慎重に、時間をかけて呑みこみました。

カワセミも乾季に巣を作り、卵を産み、この小雨季に合わせて子育てをしていたようです。

虫を渡したカワセミのクチバシは大きく真っ赤。成鳥です。

待っていたカワセミは体はほとんど同じ大きさ、でもクチバシはやや小さく黒く、若鳥。
どうやら虫を獲る王者、キング・フィッシャーも上手に虫を獲るには練習が必要のようです。

母から食事を貰う_African Pygmy-kingfisher
        虫を与える親鳥(左)と若鳥(右)【African Pygmy-kingfisher】

別の日に、台所で食器を洗っていると、ブルブルと言う名の若鳥が
親鳥から食べ物を口移しで貰っていました。

4月半ば過ぎ
小雨季の雨は、草も驚くほど成長しています。
雨は昆虫の食べる草を充実させ、若鳥の成長をも応援しているように見えます。

どの鳥も、若鳥の食欲をも見越して季節を選び、子育てをしているようです。

4月末
ハタオリドリの若鳥は、巣のある木に戻って来ているのかわかりません。
行動範囲が広がったのでしょう。

また台所から見える木に、新たに Bob-Tailed Weaver のオスが巣作りを始めました。

知ってか、偶然なのか、
オスは2本の木をクロスさせ、クロスした部分に巣を作っています。
1本の木よりも2本の木で支えた方が、木は揺れにくく丈夫です。

少し離れた木から、オスの巣作りの様子をメスが眺めています。
オスは熱心に、細く裂いた葉をクチバシに力を入れ、クックッと引っ張り、
巣がほどけないようにキツク編み上げています。

巣が木から落ちないように、卵やヒナをそして最愛のパートナーをも雨風から守る
大切な巣作りです。

一番虫の少ない大乾季は過ぎました。草むらには沢山の虫がいます。
また次の子育てが始まるのかもしれません。
とても心温まる光景です。

テーマ:野鳥の写真
ジャンル:写真

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Author:びもりか
イラストを描いたり料理や裁縫が大好き。
生き物や植物、自然にある模様や不思議を見つけてワクワク。
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