ゾウの足の裏は、前足が丸い形で、後ろ足が長細い形。
これをしっかり 自分の 目 で確認するために、
以前、千葉動物公園で撮ったアジアゾウの 骨格標本 写真を探しました。
足の部分だけ、観察してみると・・・。
アジアゾウの足の骨格(千葉動物公園 動物科学館にて撮影)
ゾウ は前足も後ろ足も 指を大きく広げ、踵(かかと)の骨 は
地面に着いていません。
外見を見ただけではまったくわからないけれど、つま先立ち しています。
マルミミゾウの踵の位置
マルミミゾウが森の中を歩く時、枯葉を踏んだり、木を折ったりしない限り
ゾウが歩いている事が分らないくらいに静か。
それはつま先で歩き、足裏の後方には全く骨が入っておらず
足の裏から受ける衝撃をフンワリと吸収する軟らかい足の裏をしているから。
よく考えれば、踵をついて歩いている人間は気を使って歩かないと、
ゾウよりも、口と足音 共に数段うるさく音を立てて歩きます。
この骨の構造を知って、ゾウのしぐさを思い出すと、
オトナゾウも子ゾウも片足立ちする事がよくあります。
片足ずつ足を地面から放し、フラミンゴのように足を上げ足を休めています。
何トンもある体重を支えるには、つま先にかかる負担も大きいはず。
大切なつま先の骨を守るために、大きな爪があるのも理解できます。
マルミミゾウの足の爪
思った以上に華奢なゾウの足先の骨を知り、
改めてゾウの足の疲れが理解できたような気がします。
この足で、東京都2個分もあるヌアバレ・ンドキ国立公園を
何日もかけて横断することもあるのですから、あっぱれ! マルミミゾウ
これをしっかり 自分の 目 で確認するために、
以前、千葉動物公園で撮ったアジアゾウの 骨格標本 写真を探しました。
足の部分だけ、観察してみると・・・。
アジアゾウの足の骨格(千葉動物公園 動物科学館にて撮影)
ゾウ は前足も後ろ足も 指を大きく広げ、踵(かかと)の骨 は
地面に着いていません。
外見を見ただけではまったくわからないけれど、つま先立ち しています。
マルミミゾウの踵の位置
マルミミゾウが森の中を歩く時、枯葉を踏んだり、木を折ったりしない限り
ゾウが歩いている事が分らないくらいに静か。
それはつま先で歩き、足裏の後方には全く骨が入っておらず
足の裏から受ける衝撃をフンワリと吸収する軟らかい足の裏をしているから。
よく考えれば、踵をついて歩いている人間は気を使って歩かないと、
ゾウよりも、口と足音 共に数段うるさく音を立てて歩きます。
この骨の構造を知って、ゾウのしぐさを思い出すと、
オトナゾウも子ゾウも片足立ちする事がよくあります。
片足ずつ足を地面から放し、フラミンゴのように足を上げ足を休めています。
何トンもある体重を支えるには、つま先にかかる負担も大きいはず。
大切なつま先の骨を守るために、大きな爪があるのも理解できます。
マルミミゾウの足の爪
思った以上に華奢なゾウの足先の骨を知り、
改めてゾウの足の疲れが理解できたような気がします。
この足で、東京都2個分もあるヌアバレ・ンドキ国立公園を
何日もかけて横断することもあるのですから、あっぱれ! マルミミゾウ