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ヨウムの国際取引が論議されます

2016.05.02 21:13|日本にて
今日、ヨウムの国際取引が論議される記事が、新聞やネットニュースで続々と報じられています。

大型インコ「ヨウム」が国際取引禁止へ 乱獲で急減(日刊スポーツ)
日刊ニュース

私が暮らしているのはコンゴ共和国、ヨウムの棲息地のひとつ。
国の中でもヨウムが多くが暮らしている地域なので「あ〜、ヨウムがワシントン条約の締約国会議で、やっと議論される」と思っています。

上記のニュースに補足をすると…私の暮らすコンゴ共和国ではヨウムの国際取引はゼロの国。それにもかかわらず野生ヨウムの密猟が多く心を痛めています。

それはなぜかというと、コンゴ共和国のヨウムが隣国のカメルーンやコンゴ民主共和国では合法にヨウムを輸出しているため、密猟ヨウムが一旦は合法国に流れ、輸出。別の国を介して日本にも輸出されている可能性が高いのです。

囚われたヨウム
レンジャーによって保護されたヨウム
密猟者がヨウムを運搬するカゴは、安定性のない丸い筒状が多く、運搬時に転がります。

下の写真は保護された後、傷を癒すための療養する小屋に移された直後のヨウム
続々と水を飲みに来るヨウム
栄養剤入りの水に集まるヨウム

密猟や捕獲による傷、心身的ショック、劣悪な環境による運搬など様々な理由で死んでいくヨウムを沢山見ています。
保護されたヨウム
体が糞だらけ、羽もボロボロの療養中のヨウム

ヨウムが好きな人なら、こんな姿のヨウムは見たくないと思うし、私も見たくありません。

でもこの写真はまだマシな方。野生ヨウムにとって捕獲された事が命取りになっているのは事実。
捕獲された後に山のように死んだヨウムなど見せることができません。

獣医の管理下でさえ、保護された1500羽ヨウムが野生に戻れたのはわずか20%。捕獲による理由から死亡したヨウムは60%の統計です。

遠いアフリカのこと。事実を知らなければ、他人事になってしまうでしょう。
野生ヨウムのために、ヨウムのことを考えて欲しいなと思い、写真を載せました。

野生ヨウムの将来を考えると、取引規制の動きが棲息地の人間として提案されることは極々自然のことではないでしょうか?
私には、生態系を守るためにも優しい心ある人間のする行動なのではないかと思えます。

テーマ:伝えたい事
ジャンル:ブログ

タグ:野生ヨウム

コメント

はじめまして

びもりか様

最近ヨウムを飼い始めて、コンゴのヨウムで検索したら
こちらのHPにたどり着きました。

ヨウムワシントン条約で・・・というのをどこかのチラシで見ました。

とてもひどい扱いを受けて捕まえられているのを見て
とても心が痛みました。

どんな動物でも大切な命で、その中でも私もお肉を食べている自体罪だと感じながらも、自分勝手に、ペットにしたり食用にしたり…

人間は罪深いですね・・・。

目の前のペットだけかわいければいい!
じゃないですね。

小さな力ではどうにもできないと思っても、何もしなければ本当に何も変わらないままですよね。

小さな力から始まり、大きくなり、国際取引禁止にまで持っていった皆さんがすごいと思います。
少なくともコンゴのヨウムさんは以前よりは密猟が減ったんですよね。

私の飼ったヨウムはPBFDという感染病が陽性でなんとしても治ってほしくて頑張ろうと思っています。

それ以外にも誰かの幸せの為に頑張れる自分になりたいです!!

コンゴの生活これからも楽しんでください♪

なお

Re: はじめまして

なおさん、コメントありがとうございます。
なおさんのように、一度立ち止まって考えてくれる人がいること
とても嬉しく思えます。

日本のヨウムが野生に頼らず、日本国内で繁殖できれば
野生ヨウムが減ることに加担しないことになります。
繁殖技術が向上すると良いですね。

縁あって飼うことになったヨウム、愛情一杯で育ててくださいね。

なおさんのヨウムはPBFDなのですね。
病に打ち勝てるよう、応援しています。
ありがとうございました。(*^^*)
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Author:びもりか
イラストを描いたり料理や裁縫が大好き。
生き物や植物、自然にある模様や不思議を見つけてワクワク。
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